「アバンギャルド」の正しい意味と使い方とは?
みなさんは「アバンギャルド」という言葉を聞いたことがありますか?
あの高級車のベンツや、店名などの使われていることもあるので
1度は聞いたことがある方が多いかと思います。
言葉の言い回しや単語は、そのときどきの
流行や時代に合わせて変わっていくものです。
馴染みはないし、意味や使い方はよくわからないけど
最近耳にするようになってきた なんて言葉も1つや2つあるのではないのでしょうか。
そこで今回は、意味や使い方はよくわからないけれど、
1度は聞いたことがある言葉である「アバンギャルド」について詳しく調べて、
その意味・使い方についてご紹介したいと思います。
「アバンギャルド」とういう言葉の正しい使い方とは?
「アバンギャルドなデザインが特徴的なアーティスト」
こんな使い方をされる「アバンギャルド」ですが、
どのような意味が含まれているのかご存知でしょうか?
もともとは「avant-garde」という言葉が由来で「アバンギャルド」が日本で使われるようになりました。
では、「avant-garde」とはいったいどういう意味なのでしょうか?
こちらはフランス語で、「前衛部隊」という意味での使い方があり、
戦争の最前線で戦っている部隊のことを表しています。
そこから、「最前線の・最先端の・前衛的・先駆的」といった意味での使い方をするようになりました。
また、もとは軍事用語としての意味を持っていたこともあり、
「対象に対して攻撃の先頭に立つ」というような挑戦的な姿勢のニュアンスを含んでいることも一緒に覚えておきましょう。
ただ単に、「前衛的」とういう意味だけでなく、
挑戦的な意味合いも含まれていることが分かりました。
「アバンギャルド」という言葉の正しい使い方とは?
ここまでで「アバンギャルド」の正しい意味はお分かりいただけましたか。
それでは、この言葉の正しい使い方を例文でご紹介したいと思います。
・あのアーティストはアバンギャルドだ。
・王道ばかりじゃつまらない。アバンギャルドにいってみよう。
・アバンギャルドな芸術作品が大好きだ。
主に、音楽や絵などの芸術作品を扱う場面で「アバンギャルド」は使われます。
いかがでしたか?
普段の日常会話の中で頻繁に出てくる言葉ではないですが、「アバンギャルド」の意味や使い方が分かれば、テレビや雑誌などで目にした際も詳しい状況をイメージしやすくなります。
語彙が増えると、会話することや文字を読むことが楽しくなりますよね。