「パラドックス」の正しい意味と使い方とは?
みなさんは「パラドックス」という言葉を耳にしたことがありますか?日常会話で頻繁に使われる言葉ではありませんが、テレビや雑誌やラジオなどで使われることがあるので、1度は聞いたことがある方が多いかと思います。
言葉は日々進化しており、新しい言葉がどんどん生まれています。その中でもカタカナ言葉はたくさんあり、1度は聞いたことがあっても、その正しい意味や使い方がいまいちピンとこないこともありますよね。言葉の意味と使い方を知らずにいると、コミュニケーションがとりづらくなってしまうなどの問題が生じてきてしまいます。
そこで今回は、1度は耳にしたことがある「パラドックス」という言葉について詳しく調べて、その正しい意味と使い方についてご紹介したいと思います。
「パラドックス」という言葉の正しい意味とは?
「あなたの言っていることはパラドックスだ。」
などと、テレビや雑誌やラジオなどで耳にすることがある「パラドックス」ですが、どのような意味が含まれているかご存知でしょうか?
「パラドックス」とは、「逆説」という意味です。もとはギリシャ語の「paradoxa」という言葉で、「定説に逆らうもの」という使い方がされてきました。
ですので、先ほどの「あなたの言っていることはパラドックスだ。」という文章の意味とは、「あなたの言っていることは逆説だ。」という意味です。
ですが、「逆説」という日本語自体あまり日常会話で登場する言葉ではないので、ピンときませんよね。
逆説とは、「たしかにそうだ!その考えも正しい!」というもの。「急がばまわれ」や、「負けるが勝ち」という言葉はパラドックスといえます。
「パラドックス」という言葉の正しい使い方とは?
「パラドックス」という言葉の正しい意味が分かったところで、ここからはその正しい使い方をご紹介したいと思います。
例えば、
・パラドックスを駆使して、物事を考える。
・さまざまなパラドックスについて考慮すると、きりがない。
・パラドックスを根拠に論破する。
「パラドックス」は、数学や哲学の分野でよく使われる言葉です。豆知識として覚えておくといいかもしれません。
いかがでしたか?
このように「パラドックス」の正しい意味と使い方が分かれば、この言葉を耳にしたときにしっかりと状況をイメージできるようになります。
意味と使い方をしっかり分かったうえで使ってみてくださいね。