知っているようで知らなかった…「にわか」の意味や使い方、語源は?
テレビやインターネット、雑誌など
多くの媒体で様々な言葉を耳にし、目にします。
その時の流行などにより、
時代の中で言葉は生まれてきます。
その聞いた言葉を何となくで理解してしまい、
うなずいたり、共感したりすることってありませんか?
また、意味も分からず口にしてしまったりすると、もしかすると思わぬ間違いをしてしまう事だってあるかもしれません。
今回はそんな言葉の中でも「にわか」という言葉の意味について詳しく紹介していきたいかと思います。
よく耳にする「にわか」の示す意味とは?
・流行に左右されるように、にわかファンが増えてきた。
・にわかだという事が発覚した。
・好きって言うけど、それってにわかじゃない?
などというように「にわか」という言葉をよく最近耳にしませんか?
これらを言われてあまりいいイメージはないかと思います。
マイナスな感じが表現されていることは分かっている方が多いようです。
「にわかファン」を「偽物のファン」という風に誤解して解釈し、発してしまっている方も少なくはないようです。
実は「偽物」という意味ではないようです。
この言葉を直訳すると「急に物事が起こる」や「突然」という意味があります。
そして、今回のような場合は「一時的な」という意味を持っているようです。
ファンはファンでも偽物ではなく「一時的にファンになっている」という意味合いの方が正しいでしょう。
確かにテレビや、雑誌、ネットで多く取り上げられるとその流行に乗ってそのようなファンが増えることはある事でしょう。
元もとのファンとの違いを表現しているようです。
区別がつきやすいですね。
また、「にわか雨」もこの意味を考えると「突然の雨」「一時的な雨」という意味があるようで一緒の言葉です。
そう考えると納得できますね。
「にわか」の語源はどこから?
では、この言葉の語源はどこからなのでしょうか?
これは古語の「にはか」からきているようです。
しっかりとした日本語から来ているのですね。
感じで表現すると「俄か」と表現するようです。
いかがでしたでしょうか?
何となくマイナスなイメージではありましたが、しっかりと意味を知ると
納得して見たり、聞いたり、話したりできるのでいいですね。
今後も多くの言葉が生まれ、流行ってくることでしょう。
そのたびにあやふやにせず、調べていくことで自分の言葉の引き出しが増えていきますね。
言葉を楽しんでいきたいものです。