1度は耳にしたことがある言葉「パラダイム」の正しい意味と使い方とは?
みなさんは「パラダイム」という言葉を耳にしたことがありますか?どこで聞いたかは覚えてないけれど、どこかで1度は耳にしたことはあるという方は多いかと思います。
どこかで1度は見たり聞いたりしたことがある言葉だけど、その正しい意味や使い方はいまいち分からないという言葉ってたくさんありますよね。言葉とは、時代に合わせて大きく変化していくものです。新しい言葉の正しい意味や使い方を知らずにいると、コミュニケーションが取りづらくなったり、状況をイメージすることができない等の問題が生まれてしまいます。
そこで今回は、1度は耳にしたことがある言葉「パラダイム」の正しい意味と使い方についてご紹介したいと思います。
「パラダイム」という言葉の正しい意味とは?
「パラダイムシフトに対応した経営を行う。」
などの使い方をする「パラダイム」という言葉ですが、その正しい意味はご存知でしょうか?
「パラダイム」の意味とは、「現代の特定の分野において絶対的な規範とされている考え方」という意味です。例えば、少し前までは車はガソリンで動くことが当たり前とされていました。ですが、現在は技術の向上によりハイブリットカーや電気自動車が登場し、ガソリンで車が動くのが当たり前ではなくなっています。
こういった、「車はガソリンで動くもの」という常識的な考え方を「パラダイム」と呼びます。電気自動車やハイブリットカーの登場で、市場が変化(シフト)していくことを「パラダイムシフト」と呼びます。
「現代の特定の分野において絶対的な規範とされている考え方」などというと、すこし難しい感じがしますが、簡単に言い換えると「常識」という意味での使い方がされているので覚えておきましょう。
「パラダイム」という言葉の正しい使い方とは?
「パラダイム」の正しい意味が分かったところで、ここからはその正しい使い方をご紹介したいと思います。
例えば、
・パラダイムシフトに対応した経営を行う。
・Javaという言語は、「オブジェクト指向」と呼ばれるパラダイムを取り入れている。
・アマゾンの登場により、物流業界はパラダイムシフトを強いられている。
基本的に「パラダイム」単体で使われることは少なく、「パラダイムシフト」という言葉で使われる場合が多いです。
いかがでしたか?
このように「パラダイム」の正しい意味や使い方が分かれば、その言葉を見たり聞いたりした際は状況をしっかりイメージできるようになります。
語彙が増えると会話の幅が広がりますね。